IGAS2022レポート

4年ぶりの開催となったIGAS2022【International Graphic Arts Show】。アジアでも規模の大きな印刷機材の展示会ということもあり、国内外から多くの来場者がいらっしゃいました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
当日のセルカムブースをレポートいたしましたのでご覧ください。
今回の展示は、《HP R1000Plus》&《ZUND G3 L-2500》2機種のコラボレーション展示を行いました。板物に印刷するフラットベッドプリンター。様々なものをカットするデジタルカッティングマシン。どちらも単体でも動きますが、コラボレーションすることにより機能・性能を最大限発揮できます。
《HP R1000Plus》
最大50mmの厚み迄印刷ができるLatexプリンター。日本国内で販売しているPlusシリーズはロール物も印刷が可能なハイブリットタイプ。白インクも搭載しているのでアクリルなどの透明素材や、UVプリンターでは印刷できないミラーなどの光が反射してしまう板物の印刷が得意。
《ZUND G3 L-2500》
板物からロールまで、様々なものを加工することが出来るデジタルカッティングマシンZUND。デモンストレーションでは、【段ボール】【ハニカムボード】【アクリル】【MDF】【アルミ板】【アルミ複合板】【Recoボード】【ウレタンフォーム】など、様々なものをカットしました。素材に合わせたツール・刃物を選択し【素早く】【美しく】【安全に加工】します。
《PRINT TO CUT WORKFLOW》
セルカムの強み。それはプリンターとデジタルカッターとの連動で【デザイン】【RIP】【プリント】【カット】までの流れをまとめ、安全に作業効率を上げ生産性を高めることが出来るソリューションを提供。そしてサポートまでを行えます。
①illustratorでデザインする際にカットデータを特色で指定。これによりレジスターマークを付ける必要が無くなります。
②RIPing中にカットデータを同時に生成しZUNDに転送。レジスターマーク・バーコード・QRコードを生成し印刷データに盛り込む。
③データの面付けや向きなど、カットに必要なデータを自動で修正し印刷。
④印刷されたバーコードやQRコードを読み取りカットデータを呼び出しカットを開始。
《実際のプリント&カットしたサンプル》
《Recoボード》
環境問題に本気で取り組むRecoボード。スーパーなどの食品トレーから生まれた本製品は《MUTOH MPインク》《HP Latexインク》のみが印刷された状態での完全リサイクルが可能です。印刷したものを再利用し、またRecoボードとして生まれ変わらせることが出来ますので、今までのスチレンボードの廃棄方法から考えると圧倒的に環境にやさしい商品となっております。是非商品にご興味ある方はお問い合わせください。
ワークフローJpeg追加
会場にて様々なものをプリント&カットし、展示及び配布をいたしました。様々な板物素材に印刷ができる《HP R1000Plus》。固いものから柔らかいものまで、印刷の組み合わせで本領発揮をするデジタルカッティングマシン《ZUND G3 L-2500》。こちらの2機種のコラボレーションは弊社ワークフロースタジオにて何時でもご覧いただけますので、ご興味ある方はぜひ営業までご連絡お待ちしております。