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全自動カンバッジメイカーBB1-5700を見学に行ってきました!

全自動カンバッジメイカーBB1-5700を見学に行ってきました!

先日、OGBSマガジンのメルマガが送られてきまして、東京のBrotherショールームで全自動カンバッジメイカー【BB1-5700】の内覧会があると聞きつけ、早速取材の申し込みをさせていただきました。

以前、刺しゅうの特集の際にお邪魔させていただいた東京の京橋にあるショールームです。

JRの有楽町駅から歩いて10分弱の立地にあり、電車からのアクセスも非常にいい場所にあります。

2階のフロアにガーメントプリンターGTXや、刺しゅう機などが展示されており、そのエリアにカンバッジメイカーが展示されていました。

機械の外観は家庭用のインクジェットプリンターの上に、カンバッジのカシメ機が乗っているような構造です。

想像していたよりもコンパクトで、店舗などの省スペースでも設置できそうなサイズ感でした。

重量も37.6kgと、そこまで重くないので、出張イベントなどでも簡単に持っていけるような感じでした。

本体以外に、WindowsPCと、接続用のUSBケーブルが必要です。本体の電源が2口必要なので、イベント等での電源には注意が必要です。

今回ご紹介するカンバッジは、【プリントフィルム(透明/反転印刷)】【ベースフィルム】【シェル】【バックパーツ】の部材からできています。

まず、カシメ台にシェルをセットして、機械背面からベースフィルムを本体に送り込み、丸型に抜きシェルに乗せます。


次に本体下部にセットした給紙トレーより【プリントフィルム】の印刷が始まり、印刷完了と共に上に上がってきてシェルの上にセットされ同じく丸く抜かれます。

中の構造を見せていただいたのですが、複合機のような感じになっていました。印刷が終わると上のユニットに運ばれてきます。フィルムが温度や湿度で変形すると中で詰まってしまうそうで、解消法も複合機と同じような感じで復旧させます。

中の構造はこの様な感じになっており、印刷が終わったものを奥でバックパーツと組み合わせて、最後はマグネットのついたアームで回収され外のBOXに排出されます。

完成までかかった時間は、データを送るところから含めて60秒強といったところ。同一データの流し込みであれば、1時間に約50個程度の生産が可能です。


製品の詳細についてはカタログやホームページをご覧いただくとして、ココでは本体価格や消耗品の価格についてご説明します。

本体の他にWindowsPCが必要になります。

また消耗品の部材については1個当たり¥151.8-と、インク代になります。700個印刷できた実績で¥28.5-を合わせると約¥180-となります。

手動での材料原価が¥40-~¥80-の世界なので、材料代は結構高いです。

他にも、レーザープリンターと比較するとインクジェットなので画質が劣っていたり、57mmの丸型のみの対応であったりといった問題はあるものの、十分採算の取れる機械であることに違いは無さそうです。

機械のデモンストレーションは販売代理店を通して要予約との事です。ご覧になられたい方は是非お問い合わせください。

Webカタログはこちらからご確認いただけます。