【新商品】Rolandのラテックスプリンター【AG-640】を見学してきました
7月初旬、ローランド ディー.ジー.のショールームを訪問し、新型ラテックスプリンター【TrueVIS AG-640】を見学してきました。
【AG-640】は、従来機【AP-640】の技術をベースに、インク・プリントヘッド・オプティマイザーなどを一新。機能性や画質、メディア対応力を大幅に向上させた、新世代のラテックスプリンターです。
これまで公開できる情報に限りがありましたが、今回、ローランド ディー.ジー.より許可をいただきましたので、さっそく【AG-640】の特徴や、実際に出力サンプルを見て感じたポイントをご紹介します!

進化ポイント1 新開発「TA2インク」で色域がさらに拡大
【AG-640】には、新開発のラテックスプリンター専用インク「TA2インク」を採用しています。
Rolandの水性プリンターとしては新たに白(W)、オレンジ(Or)とレッド(Re)が追加されたことで、CMYKだけでは表現が難しかった鮮やかなオレンジやレッドの色域を広げ、より鮮明でインパクトのある色表現を実現しています。
実際に出力されたサンプルを拝見しましたが、グラデーションも滑らかで、色と色のつながりも自然。写真やグラフィックなど、色の階調が重要となるデザインにおいても、高い色再現性と美しい仕上がりを実感できるクオリティでした。

さらに、インクの追従性も進化しており、メディアを引き延ばした際にもインクが割れにくく、カーラッピングなどの伸縮を伴う用途にも適しています。インク構成は、「CMYK+W+Or+Re+Op」の7色構成と、「CMYK+Op」の4色構成の2種類から選択できます。

進化ポイント2 幅広いメディアと用途に対応する高い汎用性
【AG-640】は、PVCや壁紙をはじめとする、さまざまなメディアに対応しています。
塩ビであれば約95℃で印刷できるため、熱によるメディアへの負荷や収縮を抑えられるのがポイント。さらに、熱による収縮が少ないことで、印刷後のラミネート加工もスムーズに行いやすくなっています。
弊社の主力商品のひとつである【JSC塩ビⅡ】シリーズでの印刷を実際に確認しましたが、非常に相性が良く、きれいな仕上がりを確認できました。

進化ポイント3 屋外広告に最適な優れた耐擦過性
さらに【AG-640】は、耐擦過性において、最新の溶剤プリンター【TrueVIS VG4】シリーズと同等レベルの性能を備えており、かなり力を入れなければインクが剝がれません。
水性ラテックスプリンターでありながら、屋外用途にも対応できる耐久性を実現している点は、大きな魅力といえるのではないでしょうか。もちろん、屋外広告のほかにも、
・壁紙
・ステッカー
・シール
・ウィンドウグラフィック
・カーラッピング
・屋内外広告
など、幅広い用途での活用が期待されます。
進化ポイント4 プリント&カット機能で効率的な制作が可能に
さらに、【AG-640】はプリント&カット機能を搭載しています。印刷からカットまでをスムーズに行えるため、ステッカーやシールなど後加工にかかる時間を短縮し、制作工程全体の効率化にもつながります。
印刷からカットまでの工程を一台で効率化できるため、後加工の手間やスペースを削減したい現場にとっても、大きなメリットとなりそうです。
まとめ
【AG-640】は、インク・プリントヘッド・オプティマイザー・メディア対応力・プリント&カット機能など、プリンターとしての基本性能から使い勝手まで、トータルで大きく進化したモデルとなっています。
実際にショールームで性能について説明を受け、出力されたサンプルも拝見したことで、HPのLatexプリンターやEPSONのレジンプリンターなど、他社の主要な水性プリンターと比較しても、十分に競争力のある性能を備えていると感じました。
大きく生まれ変わったRoland DGの新型ラテックスプリンター【TrueVIS AG-640】。
今後のサイン・ディスプレイ市場で、どのような活躍を見せるのか、注目の一台です!






