Digital Printing Expo 2023 レポート ブースNo.41-51
【ブースNo.41 堀商事株式会社】
昨年に引き続きご出展いただきました両国の生地問屋の堀商事株式会社様。お取り扱いの品目は綿・ポリエステルなど、生地全般を扱っており、在庫等も倉庫にて潤沢に保管していらっしゃいます。
弊社では印刷用としての生地を取り扱いさせていただいていますが、お客様の要望によっては、いろいろな生地を印刷用に加工したりなどの柔軟なご対応もいただける会社様です。
今まで無かった生地などの開発にも積極的で、今回の展示会でも参考出品した生地をお客様にお見せしたところ、かなり好評で、本生産へと話が進んだ件などもあったそうです。
環境問題などで、全世界的に素材の見直しが進められていることもありますので、徐々に日本でも生地をベースとしたサインが増えてきました。
是非、生地の世界へ足を踏み入れてはいかがでしょうか？色々な印刷手法がありますので、是非気になる方は営業までお問い合わせください。
【ブースNo.42 まどか株式会社】
アクリルの加工などを得意とする大阪に本社がございますまどか株式会社様。
大型のレーザー加工機をお持ちで、巨大な什器等も製作可能です。得意としているのは厚みのあるアクリルをアイスメルトカットという工法で加工した氷のような断面のアクリルアート。
まるでクリスタルのような輝きを放つ加工は、他社ではできない技術です。
今回展示いただいたのは、その技術を使用して作られた作品で、アクリルロッキングチェアと机。他にもギリシャ建造物を連想させる柱など。
サインディスプレイだけではなく、アートという視点でものづくりをされている会社さんだと感じました。
また、UV点字印刷《マポレット》も行っており、通常のサインにプラスして点字でのサインを組み合わせ視覚障害者にも見えるサイン等の製作を請け負っているそうです。
来場者の方へお渡しさせていただきましたノベルティーの袋の中にもまどか様で作られたキーホルダーが入っていた方も多かったと思います。是非アクリル加工や、展示サインなどのご用命ございましたら、お問い合わせください！
【ブースNo.43 パイオテック株式会社】
オーダーグッズ関連の製品を作るプリンターや、資材等の販売を行っているパイオテック株式会社様。
セルカムの展示会に初出展いただきました。
パイオテック様のブースでは、MIMAKIのDTFプリンター【TxF150-75】と、その幅に対応した75㎝幅のシェーカー【PT-Jet DTFシェーカー】の実機展示。
特徴は、なんといってもプリンター幅に合わせたサイズで、印刷幅を無駄にしないプリントが可能というところ。今までの他社製品は600mm幅程度が最大サイズであったため、+150mmのプリンターが販売されたことにより、印刷できるサイズ・量が一気に増しました。
パイオテック様では、独自のノウハウを導入ユーザーに惜しみなくお伝えしますので、導入後のアフターフォローが抜群。材料を無駄にしないちょっとしたテクニックや、失敗しないコツなど情報を教えていただけるので、安心してお任せできます。
その他にも、オリジナルのプレス機や、ちょっとした便利グッズ。グッズ作成に使えるものが豊富に取り揃えられています。本社は神戸ですが、東京にもショールームがございますので
、是非見学にいらしてください！
【ブースNo.44 北浜グローバル経営株式会社】
近年、ものづくり補助金や、事業再構築補助金などの補助金・助成金等を活用して機械導入や、資金のテコ入れを図る会社が増えてまいりました。
北浜グローバル経営株式会社様は、そういった補助金・助成金にかかわるコンサルティングを行う会社です。
特に、印刷機や、付帯設備などの導入時には多額の資金が必要な場合があります。持ち出しのみで購入するケースや、リースなどを活用して購入するケースもありますが、使える制度は使ったほうがお得。
申請に必要な資料のリストアップから、申請書類の書き方のアドバイスなどを分かりやすく教えていただける会社です。
補助金などを使って機械の導入などをご検討のお客様は、是非お問い合わせください。
【ブースNo.45 武藤工業株式会社】
先日新型フラットベットUVプリンターを発表し、販売開始した武藤工業株式会社様。
今回は、その新機種【XpertJet 1462UF】の実機を展示しました。
フラットベットUVプリンターのサイズとしては、大型のフラットベットUVと、小型フラットベットのちょうど中間といったサイズの1420mm×700mm。
こちらのサイズは、今まであるようでなかった絶妙なサイズ感です。アクリルキーホルダーなどの製作を行う会社様にとっては、大型のレーザーで一度に大きな盤面を加工ができるようになるので、メリットが高いと言えます。
他にも、銘板などの印刷では、大型UVプリンターだと機械が大きすぎて取り回しが大変。そこにぴったりなのが絶妙なサイズの【XpertJet 1462UF】。
スタガ配列の最新型プリントヘッドとプリントヘッドの両脇に配置された新開発のダブルUV-LEDランプを搭載し、安定した高速印刷もお任せ。
また、今回のモデルから採用となったCNRカテゴリー1(1A,1B)、及びSVHC(高懸念物質)に分類される物質を不使用にしたインク【US61】を使用しており、将来的な環境規制の問題でも対応できるようにしているそうです。
マルチに使える【XpertJet 1462UF】を是非一度ご覧ください。
【ブースNo.46 光洋産業株式会社】
goo!パネでおなじみ光洋産業株式会社様のブースでございます。
色々なメーカーさんからスチレンボードは販売されていますが、皆さんはgoo!パネを使用されたことはございますか？
同じような板でも、反りにくさや、表面の紙質など千差万別で、それぞれの良さがあります。goo!パネはシリーズにもよりますが、中にアルミの粉を入れたりしてとにかく反りに強いという特徴を持った板です。セルカムの塩ビ【JSC塩ビⅡ】とも相性がよく、初期粘着の弱めの塩ビであれば貼り直しも簡単に、表面の紙を傷めずに貼り直しができます。
今回の展示は、そんなgoo!パネのシリーズに環境対応商品が出ているそうで、そちらを中心に展示。再生原料50%以上使用の分別廃棄できる【goo!パネRC-eco】。樹脂使用料を削減した【goo!パネPRO/PROタック4.5/6.5・RC/RCタック4.5/6.5】。プラスチックを使用しない【goo!パネフルートW】。芯材に建築廃材などを有効活用した【goo!パネIB】など。向かいのブースのセルカムのZUNDでも加工デモンストレーションを行い、加工のしやすさなどもアピール！
その他にも、低発泡塩ビボードの【KOYO-PVC】なども、売れ筋商品としてご紹介いただきました！
【ブースNo.47 株式会社イメージ・マジック】
DTFプリンターの販売台数をグングン伸ばしている株式会社イメージ・マジック様。
今回は最新型DTFプリンターの【DTTS602】をはじめ、プリント後のカットをどうする？問題を一気に解決するベルトコンベア式のカッター【DTTS-CT60】を中心に幅広いラインナップを展示していただきました。
注目度の高いDTFプリンターとあって、お客様の反応・展示ブースをじっくり見る方も多いブースとなっておりました。
国内でもDTFプリンターをいち早く紹介し、広めてきただけあり、知識とノウハウがすごいメーカーさんです。メンテナンスにおいても自社でしっかりフォローしているそうなので、初めてプリンターを導入されるユーザーさんでも安心して導入いただけます。
またどんどん新しいソリューションが出てくるオーダーグッズ・アパレルの世界で、しっかりトレンドを抑え、需要の前に供給体制を整えるのはさすがです。
そんなイメージ・マジック様では、ハード面だけではなくプリント屋さんからプリント工場へとステップアップできるようなシステムの販売も行っており、お客様に儲かっていただきながら育てていくという姿勢もしっかり見えて、長期的に見ても安心してお付き合いのできるメーカさんといえます。
続々新しい機械がリリースされていますので、是非定期的にHPをチェックしてください。
【ブースNo.48 アコ・ブランズ・ジャパン株式会社】
ラミネーターや、フラとベットアプリケーターなどを中心に、シュレッダーや空気清浄機などのオフィス製品幅広くを扱うアコ・ブランズ・ジャパン株式会社様。
今回は新型のワイドフォーマットラミネーター【SU-PREME1420MW】と、フラとベットアプリケーターの【FB1325E】と、9月より発売開始となりました新商品の【BH1400】の実機展示。
【SU-PREME1420MW】は、分速9Mのハイスピードタイプのヒートアシスト機能付きラミネーター。間もなくやってくる冬場の時期など、シルバリング問題が発生する時期においては外せない機能が標準装備。
他にも、作作業台としても使えるフラットベットアプリケーター【FB1325E】のご紹介。板ものに貼りこむテクニックは熟練の技術を要しますが、こちらは誰でも一瞬できれいに貼れます。
また、作業場にスペースがないお客様にもうってつけなのが、今回新発売となった和紙アプリ、ボード貼マシン【BH1400】。軽量かつキャスター付きなので、使用するときだけ機械を出して、作業が終了したら閉まっておける便利な設計。ラミネーターを板貼りに使うこともできますが、板に貼ることが多いユーザーであればローラーの寿命を延ばすためにも貼りこみ作業は分けるのがオススメです。
その他にも、数年前から取り扱いを開始した空気清浄機も展示。
色々な商品を取り揃えていますので、是非HPをチェックしてください！
【ブースNo.49 コムネット株式会社】
中小型レーザー世界市場2位のGCCシリーズをはじめ、大型レーザーヨーロッパ市場1位のSEIなどのレーザー加工機を扱うコムネット株式会社様。
レーザー加工機を初めて扱うビギナーの方から大量生産を行う加工会社まですべてのユーザーにベストな機械を提案できるのがコムネット様の強み。
何の素材で、どのくらいのサイズの、どのくらいの厚みを加工したい？によって選択肢が決まるレーザー加工機、出力別にカメラあり・カメラ無しなどのラインナップを多数ご用意していますので、まずはどんなことでもお気軽にご相談ください。
今回の展示は、昨年のサマーフェスティバルにもご出展いただきましたサブスクリプション型のレーザー加工機【MAKES】のご紹介。なんといっても、GCCシリーズの加工機なので、品質は折り紙付き。40Wのガラス発信管タイプなので、これからレーザー加工機を導入して色々な商売を始めてみようといったお客様にはぴったりの機械です。何よりうれしいのが、導入コストが他の機種に比べリーズナブルなので、初期投資にお金をかけずに起業できることもあり、新規で事業を立ち上げる方の導入も多いとか。サブスクリプション型での商品展開ではありますが、本体の購入も選べるのもうれしいポイント。
これからレーザー加工機を使って事業を始めたい方には是非お勧めしたい機械です。
【ブースNo.50 ローランド.ディー.ジー.株式会社】
今回、プリンターメーカー様の中で最多種類のプリンターを展示いただきましたローランド.ディー.ジー.株式会社様。
今回、本展示会にて初披露となった【BN2-20/BN2-20A】。500mm幅のメディアを使用できるこちらの溶剤プリンターは、従来機の4倍のスピードを誇る高速モデル。スペースを確保できないような店舗などにおいて、デスクトップ型として使用できる前方からの給紙タイプ。カット機能も備わっているので、ステッカーカットなどにも使用できるプリンターとなっています。
他にも、高速UVプリンターの【LG-640】の実機展示。インク濃度が高く、少ないインクでしっかりとした発色が表現できるこちらのプリンターは、ラミネートの加工時に起きがちなインクの境目での段差問題が軽減できます。
また、話題のレジンプリンター【AP-640】の実機も展示。こちらは乾燥機構が、他社製品とは若干違う位置についているので、他社では印刷の難しいメディアも印刷できる可能性があります。メディアありきでレジンプリンターをお探しの会社様は是非デモンストレーションや、メディアの検証などのご要望をお寄せください。
お向かいのブースのオーテック様では、【MG-300】を使いオーテック様のメディアホログラムシートに直接UVで印刷を行うデモンストレーションを行いました。UVランプの反射が気になるところではありますが、【LGシリーズ・MGシリーズ】では問題なく印刷ができるそうで、変わったメディアにプリントしたい会社様にはぴったりのUVではないでしょうか？
【ブースNo.51 株式会社ユーボン】
名古屋に本社を構えるサイン業界で使用する加工機や、部材などを幅広く扱う株式会社ユーボン様。
ルーター機・レーザー機・プリンター・転写機・ラミネーターなどなど、ハードを中心に商品展開をしているユーボン様ですが、なんといっても品ぞろえがすごく、小物に関しても、すぐに現場で使える便利グッズがたくさん。
今回は、【ルーターマン オートツールチェンジ LD1313A】の実機展示。7.5kwのハイパワールーターで木工などの加工を行えるルーター機です。4本の刃を自動で交換できる仕様となっており、複雑な加工も一気に行えるモデルとなります。
最近街中でも多く見かけるようになったLEDネオンのサインのベースも、こういったルーターマシンで溝を掘り、ネオンを仕込みチューブをはめ込んで作成します。
チャンネル文字などの作成もこちらの機械さえあれば簡単に作ることができますので、是非お勧めしたい一台です。
他にもフラットベットアプリケーターの【IKO-1325FL】の実機展示。4×8のサイズまで対応可能なエアーコンプレッサータイプのアプリケーター。
他にも色々なお役立ちグッズを多く取り揃えているユーボン様。製品カタログもホームページより取り寄せることが可能ですので、是非一度ホームページをご覧いただき、あると便利な逸品をGETしてください！
【まとめ】
今回は、ご来場者様ならびにご出展者様のご協力のおかげで、会場規模を前回の約4倍の会場で開催することができ、誠にありがとうございました。
また来年も開催の予定でございますので、是非、ご来場をお待ちしております。
併せて、ご出展ご希望の会社様は弊社マーケティング部までご連絡いただけますようお願いします。