大判プリンタ、カッティングマシン、メディア等の機器・資材販売|セルカム株式会社

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JAPAN SHOP 2025 展示会レポ

JAPAN SHOP 2025 展示会レポ

3月4日(火)~7日(金)の4日間、東京ビッグサイトにて開催された店舗総合見本市『JAPAN SHOP 2025』に視察に行ってきました。

店舗総合見本市なので、主に店舗装飾関連の什器であったり、照明や壁紙などの建材を中心にいろいろな材料や、それらを使って物を作る機械などを展示している展示会となります。

新しい材料・機械などを中心に出展ブースをご紹介します!

株式会社ミマキエンジニアリング

今回新商品として展示されたのは【TX330-160】。捺染顔料・昇華染料インク・昇華転写インクを搭載できる高速テキスタイルプリンター。アパレルからホームテキスタイル・ファブリックサインまで、インクの種類を変えるだけで幅広い用途に使用できるプリンター。

【TX330-160】は2種類のインクセットを同時搭載できるモデル。3パターンのインクセットがあり、仕事の幅に厚みを持たせることができるプリンターです。

ダイレクト転写としては、8色モデルも選択できるので、従来機よりも色域が広がり、発色が豊かなプリントができるようになりました。

これでようやく、330シリーズで各種類全部出揃いました。

他にもJFXやCFXなどの実機展示に加え、K3君和田氏による壁紙施工実演なども行っており、たくさんの観客が集まっていました。

株式会社ワーロン

特殊な繊維を使用した破れにくい和紙で有名な株式会社ワーロン。インテリアの材料と使用され、インクジェットとの相性もいいため、色々な場面で使われています。

インクジェットを使用した例として、和雑貨の加工販売をしている会社様などから需要が高く、LatexやUVでプリントしたワーロンを行灯などに加工して販売されていたりします。

PET素材で出来たワーロンもあり、レーザーでデザインカットをしたものを加工することができます。

色々な加工ができる丈夫なワーロン。サインなどでも使えますので、Latex・UVユーザーは是非試してみてはいかがでしょう?

株式会社スーパーメイト

こちらの会社はスーパーマーケットのカゴやカートを作っている会社で、ペットボトルのキャップを再生利用した板を展示していたようです。ペットボトル自体の回収・リサイクルは確立されているものの、キャップに関しては燃やされてしまっていることがほとんどという事で、キャップを細かく砕き、熱でとかしてプレスすることで板を作ったそうです。

キャップの印刷が表に出てくることもあるので、使いどころが限られてしまう可能性があるものの、リサイクルを重視した案件では面白い商材ではないでしょうか?テーブルなどの天板に使うことを想定しているそうで、テーブルの販売も行っているそうです。もちろん板のみでの販売も行っているそうなので、ご興味ある方はお問い合わせください。

株式会社タカショーデジテック


電飾装飾の株式会社タカショーデジテックブース。

色々な電飾部材や、それらにかかわる副資材の設計・販売・設置・運営などを手掛ける会社。

今回は電飾はもちろん、ドローンの電飾についての展示が注目を浴びていました。いろいろな夜間の屋外イベントで使用できるドローンによる光の演出。プログラミングの内容に沿ってドローンを動かし、発光させイベントを盛り上げます。

ここ最近では企業の案件も増えているそうで、ドローンを使った広告なんかも流行っているそうです。

ドローンを使った大掛かりな演出は目を引くので費用対効果も大きそうです。

株式会社ROSSYJAPAN CRYSTAL VISION®

色々なLEDビジョンを取り扱う株式会社ROSSYJAPAN。自社ブランドCRYSTAL VISION®として色々な形状のLEDビジョンを展示。

中でもくねくねと曲がった形状のLEDビジョンは人目を引いていました。曲がっている部分の継ぎ目が全然目立たず滑らかな仕上がりに。

また、厚さ4mmほどの極薄のシースルービジョンの展示も行っていました。シースルービジョンなので裏側から表が透ける仕様になっており、屋内装飾でガラス面に施工しても外からの採光を邪魔しません。また、極薄なので重量も軽く、万が一の店頭などでもケガのリスクを減らせます。

中でも驚いたのが、LEDビジョンの欠けや接触不良などによる発行不良ですが、パネルごと交換かと思っていたのですが、1粒ずつライトを交換できるそうで、展示会中に取れてしまったものは、オフィスに戻って直すそうです。

修理費も安くて済みそうですので、そこって大事ですよね。

株式会社インターコスモス

サイン&ディスプレイの雑誌等でもよく取り上げられる株式会社インターコスモスの電飾。

今回もド派手な演出で来場者の注目を集めていました。

大型スクリーンに映し出された夜景にタッチすると、センサーが働き打ち上げ花火が音と共に映し出される演出型モニターや、ネット状のLEDビジョンなど、電飾の最先端を走り続ける会社。

販促の商品として、UFOキャッチャーの販売やレンタルも行っているそうで、そのバリエーションの多さに驚かされます。

中でも営業さんの一押しは、回転系のLEDサイネージの最新【ZANDO】。立体感が凄く、まるで目の前にそのものがあるように錯覚するようなサイネージを展示。

専用アプリで撮影すると、通常のスマホでは撮影できない写真や動画もシャッタースピードを合わせることにより綺麗に撮影できるようになります。


コムネット株式会社/まどか株式会社

アクキーなどのグッズや、アクリル什器などを作ることができるレーザー加工機販売のコムネット株式会社。

今回は厚みのあるアクリルなどを加工できるPiolas400の実機展示。

什器の他にインテリアを作るのも得意なので、アクリルで作られた時計などの展示も注目を浴びていました。

また、同じブースではなかったのですが、まどか株式会社のブースでは、seiのレーザーを使用した大型アクリル什器の展示も行っていました。カット後の研磨などを必要としないアイスメルトカットの技術を使った断面の美しいアクリル加工で来場者を驚かせていました。

大型のアクリル加工の他にも、UV点字印刷《マポレット》の技術を利用したサインなどを多く手掛けます。

美的センスあふれる造形物などを得意とする制作会社さんですので、是非ホームページなど訪問してみてください!

株式会社ユーボン

株式会社ユーボンでは、3次元ルーティングマシンのルーターマンの他、発泡スチロールの立体カットができるヒートマンの実機展示。

小学生の時に理科の実験で行ったニクロム線の発泡スチロールカットを機械化した3次元カッターです。

ピンと張ったニクロム線に電気を通し、発熱した線で発泡スチロールをなでるようにカットしていくと表面が解けていい感じにカットができます。

材料が安い発泡スチロールなので、厚みのあるチャンネル文字や立体造形のベースをリーズナブルかつ簡単に作成することができます。

立体造形のベースは、カット後の表面をやすり、塗装をすることで簡単に仕上げることができます。

セルカムの夏の展示会に展示してくれるそうなので、ご期待ください!

ニチエ株式会社

インクジェットシートメーカーのイメージが強いニチエ株式会社ですが、今回はアクリルミラーのご紹介。

GOLD/SILVERに加え、新色のROSE GOLDの登場。

アクリルのくすみが少なく、サインの一部としても使用できる板。

ルーターとの相性もいいのでZUNDユーザーにもおすすめしたい板です。

厚みも薄いので加工したものも軽く、安全性に配慮したサインが作れます。ミラータイプになるので直接フラットベットUVなどでは印刷できませんが、マーキングフィルムや、SELSYNCなどのUV転写であれば印刷も可能です。

GOLD/SILVERは他社でもありそうな商材ですが、ROSE GOLDは無いそうなので、是非一度サンプルを見てください!

株式会社オクタノルムジャパン

写真を撮り忘れてしまいました。

展示会業者で知らぬ人はいないオクタノルム。ブース施工の基礎部分となるスチール製のポールや支えるビームなどを扱うドイツのメーカーの日本法人です。

フレームのラインナップも豊富で、今はテンションファブリックのフレームが人気だそうです。

まだまだ木工で組み上げる展示ブースの多い日本ですが、数年前に比べどんどんテンションファブリックも増えてきました。今年の夏のセルカム展示会にもご出展予定ですので、是非その際はブースにお立ち寄りください!

ユタカ株式会社

サインショウでも大きいブースで出展されていましたユタカ株式会社。

単管パイプを自在に曲げ骨組みを作り、そこに昇華プリンターで印刷したファブリックを着せるように取り付け展示ブースを作る【one eabrica®】の展示。躍動感のあふれるブースづくりをされていました。

自社でフレームから作られているので、過去のブースを見ても自由度の高い設計でブースを作られていました。やはりファブリックで作ったブースは時代の先端を行っている感じでかっこいいですね。

TAO SPACE

中国系のブースTAO SPACCE。100%PETでできている吸音マットのご紹介。

材料の60%をペットボトルをリサイクルしたものを使用している環境にも優しい材料。

基本のサイズは4×8サイズで、厚みが9mm 42色・12mm 10色・18mm 2色・24mm 2色となっており、3mm~22mmで厚みを調整した特注も作成可能。

ZUNDとの相性も良く、カット・Vカットなど色々な加工が可能。100%PETなのでレーザーによる加工もできるそうで、文字などのマーキングもできます。

ルーターなどで彫り込んでマグネットを仕込んだり、接着剤でくっつけて厚みを持たしたりと、色々な加工に向いている材料です。

UV印刷との相性もいいので、出力をしたものを加工すればさらに付加価値の付くものを作成できます。

こちらの商品は今後ZUNDユーザーへ材料のご提案をさせていただきますので、今しばらくお待ちください!

まとめ

今回のレポートには書ききれなかったブースも多く、色々な収穫のあった展示会でした。

ここには載せてない秘密の情報もたくさんありますので、各営業にお問い合わせください!