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【新型MPプリンター】MUTOH祭2026〈大阪〉レポート!

【新型MPプリンター】MUTOH祭2026〈大阪〉レポート!

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は7月28日~29日にMUTOH大阪支社で開催された「MUTOH祭〈大阪〉」に参加してきました。

今回の内覧会で特に注目を集めていたのが、参考出品として展示されていた新型MPインク搭載プリンター【Xpert Jet 6102 MR Pro】です。発売前の製品ということもあり、開発担当の方からご説明いただくことができました。

今回は、その新型MPプリンターの特徴や進化したポイント、あわせて展示されていたUV糊の貼り合わせ機【NKL-480】についてもご紹介します。

デザインを一新した【Xpert Jet 6102 MR Pro】

まず目を引いたのは、本体デザインです。

従来機から大きくイメージチェンジし、ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインになっていました。

また、操作性も大きく向上しています。従来は物理ボタンで操作していましたが、新型ではタッチパネルを採用。さらに、これまでPC側で行っていたノズルチェックなどの操作も本体だけで行えるようになり、より使いやすい仕様へと進化していました。

印刷速度について

気になる印刷速度については、現時点では検証中とのことでした。

ただし、担当者のお話では「従来機の約1.5~2倍程度になるのでは」という声もあるそうです。

例えば、従来機でカラー+白の印刷が約1m/hだったのに対し、約2m/h程度まで向上したと考えると、生産性アップが期待できます。

もちろん、MPインクならではの高画質や、印刷面の凹凸が少ない仕上がりはそのまま。ホログラムシートやシュリンクフィルムなど、一般的な溶剤プリンターでは印刷が難しい素材にも対応できる点は従来機同様の魅力です。

インク構成について

インクは従来のMPインクをそのまま使用とのこと。

・インクの容量:各インク500mlボトルを採用予定
・インク構成:CMYK+Lc+Lm+Or+W(8色)のみ
既存ユーザーにとっても導入しやすい仕様となっています。

新型ヘッドを搭載

内部は撮影不可でしたが、新型プリントヘッドを搭載しているとのことです。

カラー用とホワイト用のダブルヘッド構成となっており、単方向で乾燥を行い、復路で印刷する方式を採用しています。

そのため、カラー+ホワイト印刷には対応していますが、3層印刷難しいとのことでした。

一方で、従来機と同様に、高画質で凹凸の少ない印刷品質を活かし、缶バッジやアクリルグッズなどの製作はこれまでどおり可能です。特殊素材への印刷性能も継承されており、MPプリンターならではの用途はそのまま引き継がれています。

印刷可能サイズ

メディア幅は最大630mmまでセット可能で、印字幅は最大620mmとなっています。

UV糊の貼り付け機【NKL-480】も展示

【Xpert Jet 6102 MR Pro】とあわせて展示されていたのが、PARACHUTE社が開発した【NKL-480(参考出品)】です。

この装置は、UV硬化型の接着剤をアクリルやガラスなどの板材へ塗布し、LEDライトで硬化させることで、【Xpert Jet 6102 MR Pro】で印刷したPETフィルムを板材へ圧着・転写するシステムです。
電源は単相100Vでも使用できますが、より安定した運用のため200V環境での使用が推奨されていました。

デモでは、
・アクリル板へ糊を塗布
・あらかじめ【Xpert Jet 6102 MR Pro】で印刷し、カットしたPETフィルムを位置合わせ
・ローラーで圧着

という流れで施工していました。
最初の位置合わせには多少慣れが必要そうですが、一度コツをつかめば、1枚あたり10秒もかからないほどのスピードで加工できそうな印象を受けました。

担当者によると、本装置は【Xpert Jet 6102 MR Pro】とのセット販売を予定しているとのことです。

また、本体に装着されているラップは、圧着時にはみ出した接着剤を回収するためのもので、物流現場などで荷物の固定に使用されるストレッチフィルム(ラップ)と同様のものを使用しているそうです。市販品でも代用できるとのことでした。

実際に仕上がったサンプルを確認すると、気泡が入っている様子はなく、非常にきれいな仕上がりでした。このままレーザー加工機などでカットすれば、アクリルキーホルダーやアクリルスタンドなどのオリジナルグッズをスムーズに製作できそうです。

なお、仕上がった板材の縁には圧着時にはみ出した接着剤がわずかに付着している場合がありました。完全に硬化するまではべたつきが残ることがあるため、作業時はあまり触れないよう注意が必要とのことでした。
また、UVプリンターのように印刷面に凹凸があるものは十分な定着が難しいため、平滑な印刷面での使用が推奨されています。


施工の様子は動画でも撮影してきましたので、ぜひご覧ください。

その他の展示機も充実

会場にはそのほかにも多数のMUTOH製品が展示されていました。

中でも、9月末まで特価キャンペーンを実施しているフラットベッドUVプリンター【XPJ-661UF】も展示されており、多くの来場者が実機を見学していました。

詳しいキャンペーン内容については、ぜひこちらの記事をご覧ください。

発売が楽しみな1台

高画質で印刷面の凹凸が少なく、ホログラムシートやシュリンクフィルムなど特殊素材への印刷を得意とするMPプリンター。

デザインや操作性も大きく進化し、発売がますます楽しみになる一台でした。

今後、正式な製品情報や発売時期などの発表にも期待したいと思います。