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KOSIGA2022 インターナショナルレポート

KOSIGA2022 インターナショナルレポート

韓国のサイン&ディスプレイショウ《KOSIGN2022》に行ってまいりました!

コロナで渡航が非常に難しかったここ数年。ようやく海外へも気軽に(でもないですけど)行けるようになり、海外の展示会へ行って他の国の最新情報や、それぞれの国のトレンドを調べてまいりましたのでご報告いたします。

今回の参加メンバーは、大阪営業 濱田、松本、竹本、山中。東京営業 浅見。購買部 宋。マーケティング部 市村。の計7名。最近のセルカムメンバーは英語以外にも色々な言語を話すことが出来るメンバーが多いので、心強かったです。

《日本メーカープリンター》

日本のメーカーブースや、ブースこそ出ていないもののマシンを展示しているメーカーも多く、見慣れた光景かと思いきや、型番がなんか違うぞ!といったものまでいろいろな機械を見ることが出来ました。詳しく聞いてみると、機械の筐体は一緒ですが、微妙にアレンジされてそれぞれの国のニーズに合わせたラインナップがあるそうです。

うわさでは聞いていましたが、実際こんなに多いものかと驚きました。中でもMIMAKIブースにて展示されていた《JV300K-190》水性の190幅プリンターで、2丁掛けができるプリンターなどがあり、韓国でのニーズの違いを実感しました。日本のMIMAKIでは水性プリンターを販売していないので売り出してみたら導入したがるユーザーさんも多いのではないかな?と感じました。

《海外メーカープリンター》

dilliの最新型高速フラットベットUVプリンター《NEOSUN Flatbed FB2513-04DWX》1時間100㎡のスピードを誇るモードで板物をバンバン印刷します。《NEOSUN Hybrid HB2500Series》ハイブリッドタイプでロールtoロールユーザーもしっかりカバー。

TPMの高速ダイレクト昇華プリンター《OPTIMUM EP1854》印刷し終わったものをそのまま後付けの発色機に通し生地を量産。クオリティーよりもスピード重視な感じもしましたがとにかく早かったです。

HuePrimeの近未来感漂うUVプリンター《SUPERX SMART1804-UV》UV特有の匂いが少なくインクの厚みもそれほどなく、最近のUVのトレンドをしっかりと抑えたプリンター。

オールハングルなディアイカンパニーの水性蛍光インクのプリンター。コンセプトは面白いんですが、耐候性などは大丈夫だろうか?といった面白い機械が多数ありました。

《DTFプリンター》

韓国ではDTGとDTFプリンターのシェアが半々ほどのようで、日本よりもDTFの導入が進んでいるように感じました。

MANPROTEK最新型DTFプリンター《AV2-600》販売開始3年で450台を売り上げた実績を持つMade in Koreaプリンター。年に2回、ユーザーからの声を基に改良を加えユーザー目線に立ったマシンづくりに励んでいるそうです。

NTSWという会社で販売している中国製DTFプリンター。韓国も中国製のマシンが多く、輸入が多いそうです。

《大型フラットベットUV&フラットベットLatex》

FLORAのフラットベットUVプリンター《XTRA3220/2512LED》スピード重視の見せ方。ドラフトモードで190㎡/h。プロダクションモードでも113㎡/h。肝心の画質もプロダクションモードでは通常使用で使えるモードの美しさ。韓国国内での販売を手掛ける代理店での出展でした。

EPSONのフラットベットUV《SC-V7000》韓国国内でも売れているようで人気の機種とのこと。

その他、DGIや、HPの販売を手掛けるHRTなど、セルカムのように海外から機械を輸入し販売を行う会社も多く数多くのプリンターを見ることが出来ました。

HPのフラットベットLatexプリンター《R2000》は、日本ではなかなか見ないような板紙に印刷を行って付加価値を前面に押し出したアピールを行っていました。

《カッティングプロッター》

セルカムでも取り扱っている《ZUND G3-L2500》韓国の販売店が展示を行っていました。韓国のサイン業界でも日本と同じように《ZUND G3-L2500》がメインで売れているそうで、ユーザーも非常に多いそうです。

他にも見たことないメーカーのプロッターが非常に多く、板物の加工の需要が多いのでプリンターと一緒に導入されることが多いとのことでした。

おしゃれな什器も多く、ZUNDで加工した製品を販売する会社がデザインし、《HP R2000》で印刷し、《ZUND G3-L2500》で加工をするといったコラボレーションも見ることが出来ました。

《韓国でも大人気LEDネオン》

日本でも人気で色々な所で見るようになったLEDネオンやLEDを使った間接照明のサイネージ。見た目のインパクトに加え、写真映えもすることから韓国では非常に人気だそうです。

《いたるところで目立つデジタルサイネージ》

有機ELなどで世界中のシェアを牽引する韓国。デジタルサイネージもどんどん進化しているそうで、大型・薄型は当たり前。人の動きに合わせたデジタルサイネージなど新しいものが目まぐるしいスピードでリリースされているようです。

《おまけ》

まだまだ書き足りないですが、非常に多くの情報を持ち帰ることが出来ました。日本の展示会では見たことの無い素晴らしい機械や素材も多く、セルカムの今後にご期待頂ければと思います。

ココには書く事の出来ない情報など、沢山仕入れてますので是非参加メンバーに聞いていただければと思います!