武藤工業(MUTOH) XPJ-1462UF
武藤工業(MUTOH) XPJ-1462UF
XpertJetシリーズに新たに加わった「XpertJet1462UF」は、ガントリー駆動式のフラットベッドUV-LEDプリンタ。
最大で1,420㎜×700㎜、厚さ150㎜、重量50㎏/㎡のメディアに対応します。新開発の4インチUV-LEDランプを2基搭載し、カラーとホワイト・バーニッシュを独立させた千鳥配列のデュアルプリントヘッドが、2レイヤー印刷の高速化を実現。極限まで精度を高めた高剛性ボディとMUTOH独自のアルミレール構造による高いインク着弾精度で、安定した高画質印刷を可能にします。
標準販売価格9,300,000円(税別)
業種・用途
屋外・サインディスプレイ
インテリア(壁紙・店内什器・窓ガラス)
印刷・ポスター・POP
包装(紙器・段ボール)
スペック
項目 | 概要 |
---|---|
製品名(型番) | XPJ-1462UF |
メーカー名 | 武藤工業(MUTOH) |
印刷方式 | オンデマンドピエゾ式 |
プリントヘッド数 | 2個 |
最大メディア幅 | 1,420㎜×700㎜ 厚み150㎜以下 重量50kg/㎡以下 |
高さ調節 | モーターによる自動調節 |
インク容量 | 800mlインクパック/500ml(UH21ホワイトインクのみ) |
色数 | 6色 (K,C, M, Y, ホワイト, バーニッシュ) |
電源・電圧 | AC100〜120V±10%、50/60Hz±1Hz |
消費電力 | スリープモード時 AC100V~120V/AC200V~240V, 44W以下 オペ―レーション時 AC100V~120V/AC200V~240V, 1030W 以下 |
本体サイズ | W2,770㎜×D1,600㎜×H1,719㎜ |
本体重量 | 約500kg |
RIPソフトウェア (オプション) | MUTOH 純正RIP ソフトウェア "VerteLith”ヴァーテリス |
製品の特徴
高生産性と高画質
さまざまなメディアへの適応力を実現
XpertJetシリーズに新たに加わった「XpertJet1462UF」は、ガントリー駆動式のフラットベッドUV-LEDプリンタ。
最大で1,420㎜×700㎜、厚さ150㎜、重量50㎏/㎡のメディアに対応します。新開発の4インチUV-LEDランプを2基搭載し、カラーとホワイト・バーニッシュを独立させた千鳥配列のデュアルプリントヘッドが、2レイヤー印刷の高速化を実現。極限まで精度を高めた高剛性ボディとMUTOH独自のアルミレール構造による高いインク着弾精度で、安定した高画質印刷を可能にします。
搭載するUVインクには、従来インクの「UH21」に加えて新UVインク「US61」を採用。SVHC(高懸念物質)フリーで、作業者への健康、環境に配慮しながら、優れた機能性を発揮し、幅広い素材に対応可能な次世代インクです。
「XpertJet 1462UF」は、アクリルグッズ、キャンバス、ノベルティ、店舗装飾、サイン、カード、また、銘板などの工業用製品など、さまざまな市場に最高品質の ”Made in Japan Quality” をお届けします。
高生産性と高画質を両立
新開発ダブルUV-LEDランプ
4インチ幅UV-LEDランプをヘッドの両脇に配置し、双方向印刷の高速化に対応。「UV-LEDローカルディミング制御技術」により、それぞれの印刷条件に合わせた最適な硬化が可能になります。
千鳥配列デュアルプリントヘッド
1つ目のヘッドでCMYK、2つ目のヘッドでホワイトとバーニッシュを印刷することで、2レイヤー印刷時の生産性が大幅に向上。点字や2.5D印刷にも最適です。
高剛性・高精度に設計された筐体
高剛性・高精度筐体の採用と、「アルミレール構造」の調整により、インク着弾精度がさらに向上。安定した高品質の印刷を可能にします。
最高印刷速度7.75㎡/hの高い生産性
印刷モード
プリント速度は一層印刷(カラーまたはホワイト・バーニッシュのみ)及び2層印刷(4C+ホワイトまたはバーニッシュ)で共通です。
アプリケーションサンプル
さまざまなメディアへの適応力
4分割バキュームテーブル
XPJ-1462UFは、重量や厚みのある素材への印刷に対応するため、テーブル面積と強度を両立。対応メディアサイズは1,420㎜x700㎜で大型看板から小物印刷まで幅広い用途に対応し、生産性の向上と納期の短縮を実現します。吸着エリアを4分割に設定できるバキュームテーブルは多種多様なメディアサイズをしっかり固定します。吸引力は4段階(高、中、低、OFF )から選択可能です。
バキューム穴とマーキングライン外にあるネジ穴は、治具を固定するためのネジ穴として使用できます。また、テーブルに磁石がつくのでメディアを容易にセットできます。
メディア配置例
使いやすさを重視した機能
簡易ノズルチェック機能
治具や印刷するメディアをテーブルにセットした後でも、プリントテーブル横の専用エリアに用紙をセットすることでいつでもノズルチェックが行えます。
自動ノズルチェック機能とノズルエリアセレクト
XPJ-1462UFは、プリントヘッドのインク噴射を光学的に監視できるモジュールを搭載し、ノズル抜けを探知。この自動ノズルチェック機能により、作業者の手間を削減します。欠落しているノズルを検出した場合は、自動的にノズルクリーニングを実施、印刷を続行します。
また、万が一ノズル抜けが回復しない場合は、正常に吐出するノズルブロックのみを選択して印刷し、 少ないダウンタイムで継続印刷が可能です。
仕事を止めない安心の機能です。
LED表示灯
離れた場所からでもプリンタの状態を一目で確認できます。
インク循環システム
ホワイト、ブラック、イエローインクの循環ポンプを3つ設置、安定した色再現性を実現します。
メディア自動検知
メディア厚を自動で検出するレーザーセンサーを搭載。
(最大150㎜の厚さに対応)
イオナイザー(オプション)
メディア表面の静電気付着を防止、安定した印刷をサポートします。
※メディア表面の静電気を100%除去を保証するものではありません。
MUTOH純正UV-LEDインク
美しく多彩なレイヤー印刷を可能にするMUTOH純正UV-LEDインクを2種類用意。
次世代UVインク:US61
XpertJet 1462UFに搭載するUVインクには、新たに開発した環境対応UVインク「US61」を採用。環境規制の厳しいEU圏における化学物質規制に遵守し、また、将来的な規制への対応を見越してCMRカテゴリー1(1A、1B)※、およびSVHC(高懸念物質)に分類される物質を不使用にしました。作業者への健康、環境に配慮した次世代UVインクです。さらに、これまでの一般的なUVインクではトレードオフの関係となっていた”延伸性”と”耐擦性”を高い次元で両立しており、幅広い用途に対応しています。
※CMR とは、発がん性、変異原性、または生殖毒性のある物質のことを指します。カテゴリー 1 は、人間に対して発がん性、変異原性、または生殖毒性のある物質として分類されます。
硬い素材への印刷に特化したUVインク:UH21
UH21インクは優れた堅牢性と耐摩耗性を備えています。UH21インクはアクリル(押し出し板)への高い密着性※により、前処理工程やプライマーへの塗布工程が不要です。プライマーコストと作業コストの削減を可能にします。
※必ず事前にテストしてご確認ください。
ソフトウェアRIP
高画質とワークフローの効率化を実現する純正RIPソフトウェア
治具レイアウト機能
割付け位置や、割付け数などの「レイアウト設定」を作成し登録する機能。
厚盛印刷による簡易治具の作成※
厚盛印刷による簡易治具の作成が可能。手動による位置合わせや治具製作コストと手間を削減。
※特許出願中
複数のマルチレイヤージョブの ネスティング、割付け、印刷の自動化
複数のマルチレイヤージョブにおいて「印刷項目設定」、「レイヤー設定」、「ネスティング設定」、「レイアウト設定」までの一連の処理をホットフォルダに設定し自動処理を可能とします。
VerteLith
従来工程
MUTOH Status Monitor(MSM)
PCでプリンタの状況をリアルタイムに把握することができるソフトウェア
MUTOHプリンタに対して以下の情報が確認できます。
- 詳細情報
- ステータス情報
- ヒーター情報
- ヘッド温度/カートリッジ情報
- S/C カード情報
- 印刷情報・印刷履歴(Job 情報、印刷時間、インク消費量、コスト など)
印刷履歴はCSV ファイルとして書き出しが可能